2017年2月17日金曜日

第十八番札所 大悲山 根立寺


長岡の神社・仏閣 〖根立寺〗(こんりゅうじ)

観音堂は間口三間、奥行二間半の外陣に、間口二間、奥行二間半の奥之院(内陣)のついた間取りである。
 濡縁(ぬれえん)と向拝(ごはい)づきの造り、用材は欅(けやき)と杉、斗組(ますぐみ)は三重、屋根は二重垂木(たるき)である。
 桁上に十二支の彫刻や濡縁奥の左右の袖板の彫り物なども見事である。











根立寺は真言宗で観音堂には正観音(住職一代一回御開帳の秘仏)を安置し、越後三十三観音の第十八番札所(ふだしょ)である。


所在地長岡市上岩井3201
アクセス長岡駅大手口バス停6番線より関原経由のバス「上岩井公会堂」下車
問合せTEL 0258-42-2674









2017年2月16日木曜日

 金剛力士像を安置した山門


長岡の神社・仏閣 〖寛益寺〗


長岡市三島・逆谷(さかしだに)、寛益寺(かんにゃくじ)

 寛益寺は、養老2年(718年)に行基によって開基されました。



近世以前から人々の信仰があつく、上杉謙信公も祈願寺として帰衣されました。
 本尊の薬師如来は、行基一刀三札の秘仏と伝えられており、元中7年(1390年)信徒が仏師「石見法橋慶尊」に造らせた金剛力士像2体とともに、県の指定文化財として指定されています。
 地元では、金剛力士像を「仁王様」と呼んでいます。







金剛力士像を安置した山門である仁王門や薬師如来立像をはじめ、 持国天、増長天、広目天、多聞天(毘沙門天)といった四天王立像や十二神将立像などの様々な指定文化財が所蔵されています。


所在地長岡市逆谷2575
アクセス・長岡駅大手口バス停2番線より福戸経由のバス「逆谷」下車
・長岡駅大手口バス停2番線より福戸経由のバス「上条」下車、徒歩で約20分









2017年2月15日水曜日

獅子頭


羽黒神社(長岡市小貫〈こつなぎ〉)


 獅子頭とは、獅子の頭に似せて作った、木製の仮面で、獅子舞の際にかぶるものです。
 この獅子頭は、高さ24.5m、巾36㎝、奥行45㎝の本体に対して長さ19㎝、巾13.5㎝の比較的大きな耳が、頭部側面からほぼ直角にのびいています。

 漆塗りの面は全体的に黒く、一部の表面には箔押の跡が見られます。漆には既に断文が現われ、朱書で「元文2年(1737)巳6月中旬」と記されています。

断文・・・漆は200年くらい経過すると表面にひび割れが生じる。このひび割れを断文という。





羽黒神社は,旧栃尾市の北部,見附市との境界に近い小貫地区に鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年?)に「古志郡小貫村字宮橋 無格社・羽黒三柱神社」とある。
創立年月は不詳だが,勧請主の外山氏が代々守護した。





所在地長岡市小貫(羽黒神社)
時代江戸中期(元文2年)







2017年2月14日火曜日

石川雲蝶の彫刻


貴渡神社社殿彫刻

織物産地の活気や人々の暮らしを今に伝える

 江戸雑司ケ谷(ぞうしがや)の彫刻師石川安兵衛(号:雲蝶(うんちょう))により手がけられ完成したのは嘉永元年(1848)です。





 御堂の南北両側面(それぞれ縦1.11m横1.53m)、及び袖側(それぞれ縦1.11m、横0.55m)に、欅の1枚板を使って、桑負いから繭をとるまでの一連の養蚕の過程と、そして繭煮から機織りまでの様子が生き生きと表現されています。四面にそれぞれ彫り出された人物の服装・表情などは幾分中国的ですが、その構図の躍動性、巧みな彫刻技法は見る人を驚嘆させずにはおかないほどです。



栃尾織物の基礎を築き、縞紬(しまつむぎ)の名声を高めた、祭神植村角左衛門貴渡(うえむらかくざえもんたかのり)翁を顕彰するにふさわしい逸品です。
 なお、御堂の南北及び東の上部側面には十二支の彫刻が見られますが、これらも同じく石川安兵衛の作品です。
 これらの立派な彫刻の施された貴渡神社は、はじめ、栃堀の庄屋植村家の所有でしたが、明治42年(1909)に村有となりました。

所在地長岡市栃堀(貴渡神社)
時代江戸末期




2017年2月8日水曜日

親鸞聖人坐像


長岡の神社・仏閣 〖西照寺〗



 西照寺は、浄土真宗の開祖、親鸞聖人の門弟、西念が開基した信州(長野)布野の長命寺から慶長7年(1602年)に分寺、所々移住を経て長岡市上岩井に定住しました。

 本堂は、定住後火災に遭い、延宝9年(1681年)に再建され現在に至っています。
 同寺に安置されている杉材寄木造り、高さ81.8cmの親鸞聖人坐像は、寛保3年(1743年)に西念ゆかりの寺「円静院(京都)」から譲り受けたもので、昭和35年に国の重要文化財として指定されました。

 像は、鎌倉末期のもので、全国に現存する親鸞聖人木像のうち、唯一の国指定の重要文化財となっております。
 また、左右に土塀をめぐらせた流れ破風単層の山門は、享保年間(1716~1735年)の建築で、市の文化財に指定されています。



所在地長岡市上岩井3471
料金無料
アクセス・高速道路長岡ICより車で約10分
・長岡駅大手口バス停6番線より関原経由のバス「上岩井」下車徒歩3分(長岡駅からバスで30分)













2017年2月7日火曜日

石川雲蝶の作品が素敵です


長岡の神社・仏閣 〖秋葉三尺坊奥の院〗

 現在の建物は棟札(むなふだ)によると弘化3年(1846年)に落慶したものですが、彫刻はやや遅れて安政の頃のものと思われます。この建物は、建物自体が入念で美しい上に彫刻がまた見事です。



 江戸雑司ヶ谷の石川安兵衛(雲蝶)と熊谷の源太郎の2人が8年間の歳月をかけて彫ったもので、和様と唐様の折衷式です。欅の板に刀痕も鮮かに、力強く、生き生きと彫られ、土台から破風にいたるまでくまなく彫刻で埋めつくされています。





 腰長押(こしなげし)と内法長押(うちのりなげし)との間に、東側には烏天狗(からすてんぐ)の酒宴、南側には大天狗の前での烏天狗と若武者の試合、西側には烏天狗の敗北の図が彫られており、迫力ある作品です。



所在地長岡市谷内2(常安寺)
時代江戸末期
アクセス・関越自動車道長岡ICまたは北陸自動車道中之島見附ICから国道8号~351号~290号経由45分
・長岡駅発栃尾車庫行きバス50分、中央公園前下車徒歩20分
問合せ栃尾観光協会 TEL 0258-51-1195
栃尾支所商工観光課 TEL 0258-52-5827













2017年2月6日月曜日

全国の秋葉神社の頂点に立っている


長岡の神社・仏閣 〖秋葉三尺坊拝殿〗

東京・秋葉原といえば、今やクールジャパンとしてゲームやアニメなどを世界に発信する世界的な電気街となりました。この地名は火防の神として広く信仰を集めていた秋葉大権現に由来します。江戸時代末期には秋葉神社は全国に27,000社を数えるまでになりました。その二大霊山のひとつとして全国の秋葉神社の頂点に立っているのが、栃尾の秋葉神社なのです。



上杉謙信は天文20年(1551年)、常安寺の守護神として日本総本廟越後秋葉三尺坊大権現を勧請し、別当般若院の寺領を開基の験として寄進しました。
 秋葉神社は火伏せの神様として、全国に多くの神社や末社をもつ秋葉三尺坊威徳大権現を祀った神社で、秋葉信仰における「日本総本廟」の称号をもっています。西側の奥の院は見事な彫刻で飾られ、市文化財に指定されています。




 現在の社殿秋葉神社の境内は、秋葉公園として四季を通じた憩いの場となり、春は桜、夏の涼風、秋の紅葉、冬の雪景色が訪れる人々の目を楽しませます。
 なお、公園の一角には、僧形をされた謙信公の銅像が建立されています。



所在地長岡市谷内2丁目(常安寺)
時代江戸中期安永5年
アクセス・関越自動車道長岡ICまたは北陸自動車道中之島見附ICから国道8号~351号~290号経由45分
・長岡駅発栃尾車庫行きバス50分、中央公園前下車徒歩20分
問合せ栃尾観光協会 TEL 0258-51-1195
栃尾支所商工観光課 TEL 0258-52-5827





2017年2月2日木曜日

とちお遊雪まつり


開催日時 平成29年2月4日(土)~5日(日)

<祭りの様子>
 「雪上そりレース」を始め、スノーモービル試乗体験など様々な雪遊びが催されます。
 その他、あったか料理が並ぶ「グルメテント村」や、様々な催しが行われる「ステージイベント」、「展示・体験コーナー」など、子どもだけでなく大人も大満足な一日です。
<前夜祭「雪灯りまつり」>
 夕方5時、一斉に1,000個の雪洞(ぼんぼり)に灯りが灯されます。1,000個のキャンドルが暗闇に浮かぶ幻想的な姿は、見る人を虜にします。
 会場では、屋台コーナーやミュージックコンサート、刈谷田川対岸からは花火の打上げが行われます。






会場道の駅R290とちお(栃尾宮沢)
開催日時平成29年2月4日(土)~5日(日)
アクセス関越道長岡ICまたは北陸道中之島見附ICから国道8号~351号~290号経由45分
問合せ栃尾観光協会  TEL 0258-51-1195





2017年2月1日水曜日

中越の総鎮守


長岡の神社・仏閣 〖金峰神社〗

長岡市の北西、長岡大橋と蔵王橋の中間の信濃川右岸べりにけやきの大木が茂る一帯があり、その森の中にかつて中越の総鎮守として勢威をふるった金峯神社があります。




近くには今でも掘跡と土塁を残す、中世には珍しい平城の蔵王堂城や蔵王の大けやきなどの史跡も多く残っています。南北朝時代にはすでに城があり、やがて長岡城が築かれて廃城となるまで古志、三島、蒲原一帯の中心でした。この蔵王の森に鎮座し、金山彦命(カナヤマヒコノミコト)を祭る金峯神社は、人々から「蔵王さま」と呼ばれ親しまれてきました。


鳥居から続くうっそうとした木立の中を行くと、時の流れを逆に歩んでいるのかと錯覚しそうなほどです。
 毎年7月15日に行なわれる、馬を駆せながら的を射る勇壮な「流鏑馬(ヤブサメ)」の神事や、信濃川で獲れた鮭を神前で神官が直接手を触れずに料理して供える、11月5日の「王神祭」などの珍しい神事が、今もなお続いています。


流鏑馬(ヤブサメ)


所在地長岡市蔵王1丁目8番7号
アクセスJR長岡駅大手口からバス15分
駐車場有り
問合せ金峯神社 TEL 0258-32-2337
詳細金峯神社ホームページ