2017年2月1日水曜日

中越の総鎮守


長岡の神社・仏閣 〖金峰神社〗

長岡市の北西、長岡大橋と蔵王橋の中間の信濃川右岸べりにけやきの大木が茂る一帯があり、その森の中にかつて中越の総鎮守として勢威をふるった金峯神社があります。




近くには今でも掘跡と土塁を残す、中世には珍しい平城の蔵王堂城や蔵王の大けやきなどの史跡も多く残っています。南北朝時代にはすでに城があり、やがて長岡城が築かれて廃城となるまで古志、三島、蒲原一帯の中心でした。この蔵王の森に鎮座し、金山彦命(カナヤマヒコノミコト)を祭る金峯神社は、人々から「蔵王さま」と呼ばれ親しまれてきました。


鳥居から続くうっそうとした木立の中を行くと、時の流れを逆に歩んでいるのかと錯覚しそうなほどです。
 毎年7月15日に行なわれる、馬を駆せながら的を射る勇壮な「流鏑馬(ヤブサメ)」の神事や、信濃川で獲れた鮭を神前で神官が直接手を触れずに料理して供える、11月5日の「王神祭」などの珍しい神事が、今もなお続いています。


流鏑馬(ヤブサメ)


所在地長岡市蔵王1丁目8番7号
アクセスJR長岡駅大手口からバス15分
駐車場有り
問合せ金峯神社 TEL 0258-32-2337
詳細金峯神社ホームページ







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