2017年3月31日金曜日

佐渡観光協会がヘビメタ地方PR動画

「SADO METAL」公開 
「佐渡金山が有名=メタルの聖地なので」

 新潟県の佐渡観光協会が、ヘヴィメタルで市をPRする動画「SADO METAL」を公開しました。佐賀県鳥取県大分県など地方の変化球なPRがブームとなっていますが、新潟県も参戦です。




 今回佐渡市が公開した「SADO METAL」がヘヴィメタルになった理由は、「佐渡といえば『佐渡金山』。日本最大の金銀山として金を産出した歴史から、“メタル”の聖地である」というもの。その発想はなかった。
 動画と音楽はかなり本格的なものとなっており、ボーカルにはヘヴィメタルバンド「THE 冠(ざ・かんむり)」の冠徹弥さんを起用。ちゃんとヘビメタしながらも佐渡の名物や名所をしっかりと紹介していきます。歌詞はかなり強烈で、
  • 朱く染まった面の皮 SADOの天空かき乱すTOKIたち
  • 揚げたて SAKUSAKU ブリカツ喰らえば 臓(はらわた)暴れ血湧き肉踊る
  • 殺りくしたての魚介類ども いちど味わえば墓場まで虜(とりこ)!
 などなど、パワーワードがよりどりみどり。しかし映像とはかなり合っており、笑いそうになってしまいながらも聴き入ります。佐渡観光協会にディーブなヘビメタファンがいるのでしょうか。
 どんどん加熱していく地方PR合戦。今後も各県や自治体で切磋琢磨し合い、魅力を発信し続けてもらいたいところです。









2017年3月30日木曜日

長岡の史跡散歩❽

貞心尼草庵・歌碑


晩年の良寛を支えた貞心尼は長岡藩士の娘として生まれ、17歳で小出の医師に嫁ぎます。
 しかし、離縁され、まもなく出家。
 その後、古志郡福島村(現長岡市)の草庵(閻魔堂)に住みました。
 今はその跡が残るだけですが、草庵近くには「朝けたくほとは夜のまにふきよするおち葉や風のなさけなるらむ」と詠んだ歌碑があります。





所在地長岡市福島町
アクセス長岡ICより車20分
駐車場無し
問合せ福島町貞心尼思慕会 TEL 0258-24-3031





2017年3月29日水曜日

長岡の史跡散歩❼


石彫の道


長岡市の東南約10Km、ハイキングで賑わう南蛮山の中腹に「石工の道」が復元され、その周辺にユニークな彫刻の森があります。
 昭和56年頃から、市内の彫刻家を中心とした県内一円の作家が、長年の歳月をかけコツコツと制作した個性あふれる作品を、地元の方々の協力を得て、自然豊なこの森に展示したものです。
 彫刻の材料となる釜沢石は、村松地区の山から切り出されたもので、古くから重要な石材として、がん木の踏み石や弥彦神社の参道などに使われてきました。
 また、かつて石切り場からふもとまで釜沢石を運ぶため、石を2列に敷いた道「石工(イシク)の道」も昭和63年に復元したものです。
 なお、現在も彫刻家の皆さんの手で制作が続けられています。
 近くには「定正院」「石工の道」「ミズバショウ群生地」「ブナ原生林」などがあります。







所在地長岡市釜沢町
アクセスJR長岡駅東口よりバス25分
駐車場無し
問合せ長岡市観光課 TEL 0258-39-2221





2017年3月28日火曜日

長岡の史跡散歩❻

米百俵の碑

昭和50年(1975年)に長岡市は小林虎三郎没後100年を機に、小林虎三郎の生んだ米百俵の精神を想い起こし、教育尊重の市民性をさらに高めて、文化の香り高いまちにしようと、国漢学校跡地に「米百俵之碑」を建設しました。






所在地長岡市大手通2-3-1
アクセス・JR長岡駅大手口より徒歩3分
・北陸・関越自動車道長岡ICより車で15分
駐車場無し
問合せ長岡市観光課 TEL 0258-39-2221






2017年3月24日金曜日

久しぶりのお出かけ④


早朝の横浜桜木町
横浜みなとみらい

ホテル14階からの風景

越後長岡ではお日様は山から顔を出します。
海からの日の出は何十年ぶりかな?

もう少し早く起きれば良かった!



早朝の日本丸











2017年3月23日木曜日

久しぶりのお出かけ③

横浜桜木町 夜景
横浜みなとみらい

ホテル14階からの風景

みなとみらい遠景

夜の日本丸

夜の大観覧車












2017年3月22日水曜日

久しぶりのお出かけ②


横浜桜木町
横浜みなとみらい

ホテル14階からの風景

汽車道からみなとみらいへ

横浜赤レンガ倉庫

大桟橋埠頭(遠方は首都高速湾岸線)

よこはまコスモワールド・大観覧車
(遠方は横浜工場群)








2017年3月21日火曜日

久しぶりのお出かけ⓵

横浜桜木町
今月初めころ、甥の結婚式で久しぶりに横浜に行って来ました。

雪国で生活していると気温8℃くらいで暖かく感じます。
もう春の感じがして、春の装いで新幹線に乗って長岡を出発しました。
久しぶりの上京で東京はとても暖かく、妻との会話で薄着で来て良かったね・・・と。
横浜に向かう電車の中で何気なく廻りを見回すと、ナ・ナ・ナ・・・何と
ほぼ全員真冬の恰好をしているではないか・・・。
老いも若きも防寒着を着ているではないか?・・・ア・ア・ア・・・暑くないのか?
薄着で電車に乗っているのは私たち老夫婦のみ・・・・なんか恥ずかしい気持ちです。
桜木町駅からホテルに向かう道中も皆さん冬の衣装です。(暑くないのかな?)

最近の長岡では真冬でも防寒着を着ないでブレザーのままでお出かけする人も多いので驚きました。
(田舎者は薄着なのかな?)

桜木町のホテルの14階からの写真です
〖横浜みなとみらいの風景です〗

ヨコハマコスモワールド遠景


 日本丸

 ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルと
よこはまコスモワールド大観覧車

 横浜の工場群遠景

今年は医師からある病気で酒を止められ結婚式では酒が飲めず、
横浜ではホテルの柔らかいベットで寝たせいか長岡に帰ってきてから腰痛に悩まされて約1週間寝たきりで最近ようやくパソコンを操作できるようになりました。
毎日杖をつきながら医者通いです。(早く良くなりたいです。)






2017年3月9日木曜日

長岡の史跡散歩❺


米百俵の群像


「米百俵の群像」は、山本有三の戯曲「米百俵」を歌舞伎座で上演した時の一場面を、ブロンズの像で再現したものです。
 原型を制作したのは長岡市美術協会(米百俵群像制作委員)の6名で、群像は全部で12体あり、立像は高さ2メートル余り、重さは平均1トンもあります。背景には刀をイメージした石柱が立てられています。


 -米百俵と小林虎三郎-
 慶応4年(1868)5月に新政府軍との戦いは長岡の敗北で終結しました。
 まちは焦土と化し、禄高は三分の二に減らされ、人々は極貧の生活を強いられていました。
 こうした貧困と混乱の中、敗戦の翌年、明治2年(1869)5月に、小林虎三郎らによって、焼け残った四郎丸の昌福寺本堂を借りて国漢学校が開校されました。
 翌3年春、長岡の窮状を見かねた分家の三根山藩から米百俵が届きました。ところが小林虎三郎は、「早く米を分けろ!」といきり立つ藩士たちに向かって「この米を、一日か二日で食いつぶして何が残る。国がおこるのも、まちが栄えるのも、ことごとく人にある。食えないからこそ、学校を建て人物を養成するのだ」と論じました。
 こうして米百俵は国漢学校の建設の資金に充てられ、明治3年6月15日坂之上町(現大手通2丁目)に開校し、長岡の近代教育の土台が築かれました。


 -戯曲「米百俵」-
 国漢学校創立時の故事をもとに、山本有三氏が戯曲として書き下ろしたのが「米百俵」で昭和18年(1943)、小林虎三郎に関する詳細な研究とあわせて一冊の本にまとめられ、新潮社から出版されました。
 しかし時代は軍部の支配下にあり、教育と反戦の思想で裏打ちされた「米百俵」は反戦戯曲だと強い弾圧を受けて絶版となり、自由回収の憂き目を見ました。
 それから約30年後の昭和50年(1975)長岡市が「米百俵小林虎三郎の思想」を復刻出版するとたいへんな反響をよびました。
 そして昭和54年(1979)には歌舞伎座で上演され、多くの人々に感銘を与えました。



所在地長岡市千秋(ハイブ長岡前)
アクセスJR長岡駅大手口よりバス10分
駐車場有り
問合せ長岡市立科学博物館 TEL 0258-32-0546




2017年3月8日水曜日

長岡の史跡散歩❹

八丁沖古戦場パーク

 八丁沖は長岡の東北郊外、百束(ひゃくそく)、大黒(だいこく)あたりから、南は富島(とみじま)、亀貝(かめがい)にいたる南北約5キロ東西約3キロにわたる大沼沢地でした。


 河井継之助は、長岡城奪回のため、長岡全軍の力を一つにして、この八丁沖を密かに渡り、一気に城下へ突入することを計画しました。
 そして慶応4年(1868)7月24日午後7時ごろ行動を開始し、全軍600余名声をひそめて潜行し、7月25日未明に富島へたどり着き、大激戦のすえ宮下の新政府軍前線基地を占領しました。さらに、全軍を4手に分け、長岡城をめざして猛進撃に移りました。
 不意を突かれた新政府軍は、必死に防戦したが昼すぎには勝敗は明らかとなり、長岡城の奪回に成功しました。



 継之助のこの八丁沖渡河作戦は、この方面の防備が手薄なのを察知し、巧みにその虚をついた作戦として、現在でも高く評価されています。また、この作戦の勲功者であった鬼頭熊次郎の碑は同町日光社に建っています。
 「八丁沖古戦場」の石碑・解説碑、「手洗鉢」があります。




所在地長岡市富島町
アクセスJR長岡駅大手口よりバス25分
駐車場有り
問合せ長岡市観光企画課 TEL 0258-39-2344